バイアグラの効果が出ない間違った服用方法とは

バイアグラは1988年にアメリカで認可・発売されて以来、ED治療薬の世界シェアにおいて50%近くを占める人気を誇っています。
最近では、携帯が簡単で水がなくても服用できるフィルムタイプのものなど、新たな製品開発も積極的に行っていますが、何と言っても非常に効果が現れやすい点が人気につながっていることは言うまでもありません。
しかしながら、バイアグラの効果を実感できないという人もいます。
バイアグラの有効成分はシルデナフィルと呼ばれる物質ですが、勃起を抑制する酵素の働きを阻止し、陰茎周辺の血行を良くすることでEDの改善に絶大な作用があるのです。
その一方でバイアグラは服用方法によって、効き目に大きな差が出る薬でもあります。
したがって「バイアグラを飲んでも勃起しない」「思ったほど効果を実感できない」という人の大半は服用方法の間違いが原因である可能性が高いので、自分の体質に合わないと諦める前に服用方法が正しいのか間違いなのかをしっかりと確認する必要があります。
バイアグラの有効成分であるシルデナフィルは、腸から体内に吸収される性質をもっています。
つまり、食前や食事の直後に服用すると、有効成分の吸収を妨げてしまい効果が実感できません。
基本的に食後2時間は間隔を空けて服用するよう処方箋には明記されていますが、意外と守られていない人が多いのが実態です。
また、2時間以上間隔を空けているにも関わらず効果が実感できない人もいます。
これは食事内容に問題があると言えます。
とりわけ油分の多い食事は、腸に粘膜を張ってしまいますので、食後2時間以上経過していても効果が実感できないことが多々あります。
さらに、大食漢の人は、食物の消化が追い付かずバイアグラの効果が実感しにくい傾向にあります。
バイアグラの効果は服用後1時間前後でピークを迎えますが、媚薬ではありませんから、性的な刺激を感じないと勃起しません。
つまり、セックスを始める1時間程度前に服用するのがベストですが、これがズレてしまうと思ったほど効果が実感できないことがあります。
したがって、バイアグラを服用する際は、食前や食後2時間以上は間隔を空け、食事内容においては油分の多い食材は避けるとともに、セックスの1時間程度前に服用するのがベストタイミングになるのです。

バイアグラは多く服用しても意味がない

バイアグラを服用してもその効果が実感できない場合、精神的に追い詰められてしまい、多量に服用する人がいます。
現在、正規に認められているバイアグラの大きさは25mgと50mgですから、25mgを50mgに変更することに大きな問題はありませんが、50mgのものを同時に2錠服用したり、1錠服用後24時間空けないで2錠目を服用する行為は、非常にリスクが大きい行為ですから絶対に行ってはいけません。
バイアグラの有効成分であるシルデナフィルは、主に陰茎部の血流を促す作用がありますが、そのためには全身の血流を促す必要があります。
つまり、血流を促すためには血管を拡張させることになりますが、過剰に作用してしまうと血管が拡がり過ぎてしまい、血圧が急激に下がってしまうことになります。
その結果、心臓に送り込む血液が不足することになり、狭心症の発作を引き起こしてしまうのです。
海外では大量にバイアグラを服用したことが原因で死者も出ていますから、決して侮ることはできません。
また、陰茎部に急激に大量の血液が流れ込むと、血管が破裂してしまい勃起障害となる危険性もありますから、ED治療どころではなくなってしまいます。
そして何より、バイアグラは媚薬ではありませんから、服用する量を増やしたからといって勃起しやすくなったり、勃起時の硬さが変わるものではありません。
バイアグラはあくまでも勃起を促す治療薬であり、多量に服用して血流を促しても性的な刺激が加わらなければ勃起にはつながらないのです。
したがって、バイアグラを服用しても効果がない場合には服用方法が本当に間違いないのかチェックし、それでも原因がわからない場合には専門医の診断を受けることがED改善の近道なのです。